
暑い道からすずしい道に。保水性舗装は地球環境と人に優しい道です。

保水性舗装とは、舗装体内に保水された水分が蒸発し、水の気化熱により路面温度の上昇を抑制する性能をもつ舗装です。一般の舗装よりも舗装体内の蓄熱量を低減するため、歩行者空間や沿道の熱汚染環境の改善、ヒートアイランド現象の緩和が期待されています。


表層、または表層・基層を保水性とした場合、車道部の基層には高粘度改質アスファルト、歩道・園路等の基層には改質アスファルトII型アスファルトを使用します。さらに舗装表面に太陽光反射材料をコートするケースもあります。



保水性舗装では、開粒度タイプアスファルト混合物の空隙に、吸水・保水性能を持つ保水材を充填します。保水材には、鉱物質や樹脂等のグラウト材や細粒材を用います。
 


一般的な舗装の対象となる車道部、歩道部すべてに適用します。




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