路面温度上昇抑制舗装研究会(クール舗装研究会)

組織概要

設立趣旨

設立趣旨書

 公共事業の中長期的な減少で、道路舗装業界の市場は縮小していますが、環境舗装に対する需要は今後も高まっていくものと思われます。これまで舗装は、環境と相反する存在というイメージでありましたが、今後は保水性舗装や遮熱性舗装の取り組みを通じて、「舗装は、物流の確保や快適な生活を営むために不可欠であること」や「都市空間の熱環境を改善する"人に優しい舗装技術"が開発されていること」などを、一般市民に訴えていくべきです。そのためにも、研究会活動を通じて、技術レベルの向上を図るとともに、PR活動に力を入れていきたいと思います。

 保水性舗装技術研究会(平成14年4月設立)と遮熱性舗装技術研究会(平成15年5月設立)は、ベースになる技術は違っても「舗装体温度の上昇抑制」や「人にやさしい舗装」など、同じ方向を目指して活動しており、両研究会とも発足当初からの目標であった技術の広報と普及の目的は概ね達成しています。

 また、両研究会の会員はほぼ同一であり、環境展や各種イベントなどへ共同で参画するなど、すでに連携して活動しており、これまで積み上げてきた成果を相互に理解し、適材適所で各々の技術の特徴を生かした提案を行うことで、道路管理者、一般市民双方に一層のPRとサービスを行うことができます。

 このような背景のもと、路面温度の上昇を抑制する舗装技術のさらなる向上とその健全な発展を図ることを目的として、保水性舗装技術研究会と遮熱性舗装技術研究会は、平成23年度総会をもって解散し、両研究会が統合し新たに『路面温度上昇抑制舗装研究会』を設立しました。

平成23年5月

路面温度上昇抑制舗装研究会


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