遮熱性舗装
遮熱性舗装の特徴
赤外線を反射して、夏の路面温度の上昇を10℃以上抑制。ヒートアイランド対策に役立つ新工法です。
遮熱性舗装の特長一覧
- 温度抑制機能
- 太陽光を反射し、路面温度と舗装の蓄熱量を低減させます。
- 機能の多様化
- 温度抑制機能に加え、騒音低減効果、排水機能の両立が可能です。
- 容易な管理
- 温度抑制機能を発揮させるための散水等の面倒な管理が不要です。
- 耐久性の向上
- 路面温度上昇を抑制するため、舗装体の塑性変形抵抗性が向上します。
- 排水性舗装の飛散防止
- 遮熱材により舗装表面を保護するため、舗装の飛散防止効果も期待できます。
- 多様なカラー化
- 多様なカラーバリエーションがあり、景観舗装としても利用可能です。
工法の種類

各工法の特徴
工法の種類と遮熱性舗装のタイプ | 塗布工法 | |
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2液硬化型樹脂系 | エマルジョン型樹脂系 | |
遮熱材料のバインダ | MMA系樹脂、ウレタン樹脂、ウレア樹脂など | アクリルエマルジョンなど |
主な熱反射性特殊材料 | 遮熱顔料、中空セラミック微小球体 | 遮熱顔料 |
適用可能な舗装 | ・排水性舗装など開粒度タイプの舗装 ・密粒舗装 ・コンクリート舗装 |
|
主な施工法 | 吹き付け(2液混合型スプレーガンなど) | 吹き付け(モルタルガン)または塗布(ローラ刷毛) |
養生時間 | 0.5~1時間 | 1~2時間 |
舗装面(排水性舗装への適用例) | ![]() | ![]() |
施工手順
塗布工法(2液硬化型樹脂系)
