路面温度上昇抑制舗装研究会(クール舗装研究会)

保水性舗装

保水性舗装の特徴

保水性舗装が熱汚染環境の緩和に貢献します。

保水性舗装による大気温度低減効果

舗装の熱が都市空間や熱環境に与える影響については、さまざまな機関で試算されています。その試算例から、保水性舗装と一般のアスファルト舗装を比較した場合に保水性舗装は、上空数mの位置で1℃程度の大気温度の上昇抑制効果が期待できるとされています。

また、歩行者環境に注目した場合には、ベビーカーに乗った幼児の高さに相当する50cmの位置で2℃程度の大気温度の上昇抑制効果が期待でき、より歩行者に優しい舗装であると言えます。

アスファルト舗装と保水性舗装の温度の違い
※土木技術資料(2005年7月、Vol.47 No.7、p.34~37)に掲載されている路面温度低減舗装上の気温低下シミュレーション結果の例を参考に作図しています。

保水性舗装による路面温度上昇抑制効果

保水性舗装は、夏季の路面温度測定例から、一般のアスファルト舗装に比べて路面温度が低いことがわかります。この測定例では、約14℃の路面温度上昇抑制効果が実証されました。

夏季の路面温度測定例

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